平成22年NPO法人化。伊万里の街の活性化さらには伊万里市の活性化を目的としています。

 WEB版伊万里コンシェルジェ検定

2008年11月27日

第1回 伊万里わーやく歴史探検隊(4)

第1回 伊万里わーやく歴史探検隊(3)「円通寺」はコチラ

次に目指すのは伊万里神社。
伊万里の街を守る神様の神社です。



第1回 伊万里わーやく歴史探検隊(4)

伊万里神社の参道を、わーやく坊達が歩きます。
ここには、伊万里の先人達が寄贈した鳥居や灯篭などがあります。

第1回 伊万里わーやく歴史探検隊(4)第1回 伊万里わーやく歴史探検隊(4)

神社の楼門の横に「結びの大楠」と呼ばれる楠の木があります。
もともと2本の楠の木がからまって1本の木のようになっていることから、「縁結び」の御利益があると言われています。
この大楠の葉っぱをお守りにすると良縁に恵まれるのだとか。
「わーやく坊」達にも、よい縁がありますように!

第1回 伊万里わーやく歴史探検隊(4)

階段を登って、伊万里神社本殿へ。
ここには、伊万里神社本殿のほかに、中島神社という神社があります。
実はこの中島神社は「お菓子の神様」として知られています。

昔々、西暦61年、第十一代天皇である垂仁天皇から不老長寿の霊菓「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)」を手に入れるよう命を受けた田道間守命(たじまもりのみこと)は、海を越えて今の中国に出発しました。
10年以上もの間探し回り、やっとの思いで「非時香菓」を手に入れて、日本に帰りついた場所が現在の伊万里神社が鎮座する岩栗山であり、ここに『非時香菓』を植えたと伝えられています。
当時のお菓子は、饅頭とか煎餅のようなものではなくて果物の橘(みかん?)だったようですが、「伊万里は日本のお菓子発祥の地」と言ってもいいかもしれません。

第1回 伊万里わーやく歴史探検隊(4)

さらに階段を登って上に行くと・・・、またまた着物を着た人が!
後ろにある銅像は、森永製菓の創業者である「森永太一郎翁」の胸像です。

第1回 伊万里わーやく歴史探検隊(4)

ここで、森永太一郎物語の紙芝居がはじまりはじまりー。
伊万里出身の森永太一郎がアメリカに渡り、洋菓子の製造法を学んだ後、「日本の子供達にも栄養があるお菓子を食べさせたい」という想いから生まれたのが「森永製菓」です。
そんな伊万里の偉人の話に子供達が耳を傾けます。

第1回 伊万里わーやく歴史探検隊(4)

今は小さな子供達ですが、大きくなって「世のため人のために働く立派な大人」になってくれることを心より願います。
そして、郷土の発展のために力を尽くしてくれれば、この上ない喜びです。

<つづく>



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Posted by まちづくり伊萬里 at 23:00 | 活動報告